壁にぶつかるということ

監督としての私の仕事は何か。
それは「生徒に活躍する場所を与えること」だと思っています。

「活躍」とは、もちろん勝利でもありますし、誰かに感謝されることでもありますし、誰かに応援されることでもあります。
そして生徒たちはその過程の中で、きつい練習や野球部としてさまざまな規律や制約にとらわれ、勉強とクラブの両立などのさまざまな壁にぶつかるでしょう。
思い通りにいかないことや結果が出ないことにくよくよしたりもするでしょう。

しかし、壁にぶつかるということは、それだけ一生懸命やってきたということなのです。
適当に過ごす人生に壁は訪れません。

私のとっての壁は「野球部」というこの場所から生徒が去っていくことです。
またひとつ壁にぶち当たりました。
しかし、生徒が活躍する場所づくりをあきらめません。
撓まず屈さず。

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